丸暗記が悪いとは限らない
「丸暗記」という言葉を聞くと悪いイメージを持たれる方が多いと思います。確かに丸暗記をしてしまうと応用がきかないときがあるといったマイナスの側面もありますが、丸暗記も時には学習の効率を上げるものもあり、一概に悪いものと言えません。今回は丸暗記の有効な場合について書いていこうと思います。
丸暗記が有効になる例
誰しもが小学校でかけ算をやるときは九九の暗記をしました。九九は丸暗記にあたりますが、現在でもかけ算をするときは無意識に九九を使っているはずです。また、歴史の年代を覚えるのに語呂合わせで覚えた方も多いと思います。鳴くよ(794)ウグイス平安京はとても有名な語呂合わせです。内容はわからなくても平安京に都を移したのは794年で、ここから平安時代が始まったのだと理解できます。こういった一つ一つの要素を覚えてから歴史を理解していくこともできます。このように丸暗記をすることで勉強の助けになる場合もあるということを覚えておくとよいでしょう。
バランスのよい暗記と応用を
丸暗記で済ませられるものはそのまま覚えてしまった方が効率的ですが、何を丸暗記で済ませて何をしっかり理解しなければいけないかの判断を自分でするのは難しいと思います。講師はただ授業をするだけでなく、学習全般についてのサポートも当然行います。疑問に思ったら遠慮せずに担当講師に聞いてみましょう。そして丸暗記と応用を兼ね備えた効率のよい学習状況をつくっていきましょう。
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