高3になってからの学校の超スピード授業

高3になってからの学校の超スピード授業

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高校3年生は言うまでもなく受験学年です。

1,2年生の復習もしつつ、3年生の範囲学習を早く終えて、入試問題演習をしていかなければいけません。

当然12月や1月に範囲学習が終わるようでは本格的な入試対策の時間がとれないため、遅くとも秋までには一通りの基礎内容を理解しておく必要があります。

ここで各高校がとる姿勢に差異が見られます。

とりあえず教科書内容が終わればOKと割り切って12月まで範囲学習をやりきる授業、2年生終了時点で3年生の内容も半分以上終了して3年生の夏には範囲学習が終了する授業など、学校によって様々です。

そして私が最も物申したくなる進め方が、3年生になってから異常な速さで進めて秋までに無理やり間に合わせる授業です。

1,2年生のうちはゆっくりのんびり進んでいた授業が、3年生になった途端に進学校も顔負けの超スピードで進められることがあります。

進学校は1年生時点からガンガン授業が進んでいくので、上記のような状況に陥ることはほとんどなく、超スピードになるのは偏差値があまり高くない高校の傾向が強いです。

当然そんな速さで進む授業についてこれるはずもなく、肝心の生徒は置いてかれて、文字通りカリキュラムを消化したという結果だけが残ります。

そしてそのようなスピードで授業が進むということは演習の時間をほとんどとっていないということなので、授業中にたいして理解できない上に大量の課題を押し付けられることになります。

その尻拭いを塾がしています。

何より生徒がかわいそうなので、無茶な計画の授業は慎んでほしいと思うところです。

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