過去問対策が中心だった高校受験生はすぐに塾に通うべき

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過去問対策は合格するための手段で学力は上がらない

東京都立高校の合格発表も終わり、いよいよ高校入学に向けての準備期間になりました。

中学の卒業と同時に塾を辞める方は多くいらっしゃいます。その中で私が通塾の継続を強く勧めたいのは過去問対策が中心だった受験生です。

特に12月より前から過去問または過去問と同様の形式の問題ばかり解いていた方は要注意です。過去問対策は出題傾向や出題形式をつかむもので、あくまで志望校に合格しやすくするための手段であり、学力を上げるものではありません。

自分の学力を過信しないで

しかし受験生の目標は志望校合格なので、過去問対策自体は何も悪くありません。大事なことは高校に入ってからの勉強はなんとかなると過信しないことです。高校の授業では基本的に中学の内容はわかっているものとして授業は進んでいきます。ここで過去問対策ばかりやってきた分のツケが回ってきます。早い人は4月5月あたりにはもう高校の授業についていけなくなってしまうでしょう。

通塾の習慣の継続を

そうならないためにも、塾に通う習慣は継続すべきです。中学の内容がわからないと、どうにもならないのは英語と数学くらいなので、受験期のようなほぼ毎日塾に通うといったことはもちろん必要ありません。一度辞めてしまうと、負担が重くなるため、再び通塾するのに強い心理的ストレスがかかってしまいます。もし通っていた塾が高校生に対応していないなら高校部のある塾を探してみましょう。

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