点数第一ならパターン化
これから述べることについては塾の方針よって大きく意見がわかれるところですが、あくまで私の考えです。
2学期期末テストも終わり、中3生はいよいよ入試に全力投球という時期がやってきました。
特にこの時期の中3生には何をやらせるべきか、各塾によって千差万別かと思います。
入試で点数を取らせることだけを目標とするなら、その都道府県の出題傾向に沿った問題集をひたすらやりこみ、パターン化させてしまうのが一番です。
あくまで解き方の暗記をベースにしているため、土台となる知識が不足していても正解できる問題はたくさんあります。
塾への需要は何よりも志望校合格が1番と割り切るなら、おそらくこれが一番効率的です。
高校進学後を考えるなら学力アップ
かつて小中学生のみを対象に指導していた頃はパターン化が当たり前と思っていました。
現在高校生まで指導対象としている身からすると、やはりこれではいけないと思っています。
高校の学習内容は中学で学んできたことがベースになっています。
入試の出題内容ではありません。
東京都の共通問題の英語では英文法に関する知識を直接問う出題はないため、関係代名詞についての知識があいまいでも、長文を読むという点においてはあまり影響がありません。
しかし高校の英語表現の授業では高校にもよりますが、中学で習う関係代名詞は知っているものとして扱われます。
もちろん、第一志望校に合格することは最優先事項におくとしても、入学してから苦労することがわかっている指導を行うのは受け入れられなくなりました。
得点に見合った学力を
出題形式に合わせていくのは模試と年明けからの直前対策に任せ、せめて年内までは全国の入試問題を解くことで、学力を高校入試レベルまで引き上げるべきというのが今の私の考えです。
一定ラインまで学力が上がった子が出題形式に合わせるのは容易ですが、その逆は成り立ちません。
最終的に、ある教科の入試での点数が80点だったとして、80点の実力がある子の80点なのか、60点分の実力の子がテクニックで底上げした80点なのかであれば、私は前者になれるよう応援していきたいです。
個別学習塾FOCUS01(フォーカスワン)は町田市鶴川にある、点数アップに強い学習塾です。
真光寺中・鶴川中・鶴川二中・金井中をはじめとした中学生と鶴川近辺にお住いの高校生の指導を行っており、「1教科突破型学習」による学力アップを実現します。定期テストの点数アップに向けた指導はもちろん、高校入試と大学入試の対策も行っています。苦手科目を克服したい、得意科目を伸ばしたいといった方や、部活や習い事も頑張りながら効率よく勉強をやっていきたいという方は大歓迎です!志望校合格へ向けて一緒に頑張っていきましょう!