ケアレスミスが多かったは反省にならない
定期テストの結果を見て、「ケアレスミスが多かったから次は気をつけよう」と反省する方も多いと思いますが、これだけでは何の解決もしておらず、きっと次もケアレスミスは続きます。気をつけるだけで解決するなら何度もテストを経験するうちに改善されているはずです。今回はケアレスミスを減らすためにやるべきことについて書いていきます。
自信はほどほどに
まず、自分の答えに自信を持ちすぎないことです。
前提として自信をもつことは悪いことではありません。しかし、過剰な自信はきっと合っているはずだという慢心を生み、見直しの精度を落とします。絶対に一つは間違えていると思って自分の解答を疑って見直してみると、ミスに気づけることが多くなります。
自分のミスのくせを知ろう！
次に自分のミスのくせを知ることです。
計算ミス、書き抜き問題で書き抜かないなどの問題形式のミス、問題文を読み違えて思い込んでしまうミスなど、ケアレスミスといっても様々なタイプがあります。自分はどのタイプのミスが多いか説明できますか？ここを自覚していないと当然テスト時にも気をつけることができません。普段の勉強からどんなミスをしたのかメモをとり、どうすれば気づけたのかを考えてみましょう。そのチェックは繰り返すことでやがて習慣になり、テスト時にも無意識のうちに確認できるようになるはずです。 ミスを完全になくすことは難しいですが、気づくことならできます。
今回は2例の紹介となりましたが、他にも多くの対策があります。ケアレスミスという言葉で片づけるのではなく、そのミスに気づくための行動を身につけていきましょう。
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