一般入試の高3生は
夏休みも終わりが近づき、いよいよ2学期が始まります。
3年生は夏休み期間中は丸々1日勉強に時間を使えましたが、ここからは入試に向けた勉強にかけられる時間が減る中でうまくやっていかなければなりません。
また、学校が再開することで、各授業で課題も出てくるでしょう。
推薦を狙っている子は何よりも内申が重要ですので、しっかり学校の課題をこなしましょう。
また、中3生は一般入試でも内申点を使用するため、こちらもしっかり課題に取り組む必要があります。
そして一般入試で戦う高3生は、入試を見据えて役に立ちそうと判断したもの以外はすべて適当に済ませて構いません。
理由は単純で、一般入試で勝つことを考えれば、関係ないことに時間をかける余裕がないためです。
入試対策の時間の確保を
推薦を狙っていない高3生については、2学期以降の学校の定期テストは基本的には存在しないものとして扱います。
定期テスト前の期間でも、日々の入試対策課題を減らす予定はありません。
入試に必要な教科であっても、夏を乗り越えた状態であれば、テストは日々の入試対策の進捗確認の一部であり、わざわざ定期テスト用に対策期間はとりません。
もちろん希望があれば調整はしますが、仮に1週間前からテスト対策に入ったとして、対策で1週間、テストの週で1週間と考えると、入試対策という観点で見れば、これだけで2週間のロスです。
2学期は中間期末の2回定期テストがあるので、実質1か月も入試対策から遠ざかっていることになります。
いわゆる有名な私立大学の一般入試の倍率は3～7倍と幅はあるものの、高校入試と比べればその差は歴然で、多くて上位3分の1しか合格できない状況です。
合格できる人の多くは入試対策の時間をうまく作ってきた人です。
唯一の懸念点は学校の授業を蔑ろにしているという倫理的な部分ですが、不合格だった際にもっと勉強すればよかったと後悔するくらいなら、入試に向けた勉強を優先すべきというのが私の考えです。
中には学校でも本格的な入試対策をしてくれる場合もあるので、繰り返しになりますが、役に立ちそうと判断したもの以外は適当に済ませるというスタンスでよいと思います。
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