塾の授業を勉強時間に含めない方がよい

塾の授業を勉強時間に含めない方がよい

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9月から10月頭にかけて定期テストがある学校が多いかと思います。

テストに向けての計画表に勉強時間を記載する欄がありますが、私個人の意見としては、塾の授業を勉強時間に含めない方がよいと考えています。

授業はあくまで補助

基本的にテスト勉強に限らず、学習内容の定着には、問題を解くなどのアウトプットが必要です。

もちろん授業でも問題演習の時間がある場合はありますが、それは聞いた内容をその場で理解できているかを確認するための手段であり、どうしても演習量は限られてしまい、結局後で復習をしなければ忘れてしまいます。

特に理社のような説明が中心になりがちな授業では、ほぼほぼ知識のインプットが中心となり、その場で納得できたとしてもアウトプットに時間を割かなければ、授業の効果はあまり期待できないでしょう。

ただ、授業を受けた方がアウトプットしやすくなることは確かです。

授業はあくまで自身の勉強の効率や質を高めるための補助であり、やはり授業自体を勉強とカウントするのはお勧めできません。

必要に応じた授業を

一番よくないパターンは授業をとりすぎてしまって、復習をする時間を確保できなくなってしまうことです。授業を多く受けすぎると、授業料はかかるのに定着が甘くなってしまい、デメリットしか残りません。

個別指導に限られると思われますが、テストに向けて自分は何が不足していて、それをどう解決すればよいかを担当講師と相談しながら、必要に応じて授業の追加を選択できるとよいでしょう。

学習内容は理解して定着させることで実力として蓄積されていきます。授業だけで定着までもっていくのは相当厳しく、もし授業時間を勉強時間に含めると、わかったつもりのままで満足してしまうかもしれません。学習計画をたてるときは、授業ばかりに頼らず、復習量を意識して考えるとよいでしょう。

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