忙しくて宿題ができない
学校や塾で宿題を出される機会は多くあります。もちろん本来はすべてやるべきものですが、時には宿題が提出できなかったということはありませんか。よく聞く一番多い理由は「宿題を忘れた」ですが、本当の一番多い理由は「部活や習い事などが忙しく時間がとれなかった」であると思われます。このこと自体に偽りはないと思われますが、同じ環境でも宿題をできている人がいることも事実です。では、宿題ができている人とは何が違うのでしょうか。
ポイントはスキマ時間
その最も大きな違いは時間の使い方にあるといえます。忙しさを感じる原因の一つとして、「やるべきことが多い」というのが挙げられます。しかしこれらのやるべきことには必ずその合間のスキマ時間が存在します。例えば、部活の後にピアノの習い事があるとします。そうなると、学校の授業・部活・ピアノで朝から夜までずっと忙しいように見えますが、部活が終わりピアノに行くまでの時間、ピアノから帰ってきてからの家でまったりする時間、夕食を食べてからお風呂に入るまでの時間といったように、スキマ時間はいくつもあります。結局はここで疲れたから宿題をやらないという選択をするか、疲れているけれどこのスキマ時間を使って宿題をやるという選択をするかの分かれ道がたくさんあって、その全てで宿題をやらないという選択を取り続けた結果、次の授業までに宿題が終わっていないという状況ができあがります。
まずは1問解いてみよう
理論はわかっても実際は宿題をやりきる体力が残っていないを感じる方もいると思います。理論を理解したらいきなり宿題が完璧にできるということはありません。ただ、何もやっていなかったのであれば、まずはスキマ時間にテキストを開いて、1問だけ解いてみてください。たかが1問を思われるかもしれませんが、重い腰を上げて問題を解こうとしただけでも大きな進歩です。1問ができたら、大問1つ分解いてみましょう。このように少しずつ範囲を広げていけば宿題をやることへの考え方が変わります。スキマ時間を有効に活用して充実した学校生活を送っていきましょう。
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