学校の授業ベースで考える都立高校入試―英語編―

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中学英語暗黒期

学校の授業やワークなど、学校内で完結する学習のみで都立高校入試に挑むことを想定した場合、どういったことが起こりそうか、それぞれの特徴を踏まえて考えていきます。

今回は英語編です。

まずは学校の英語についてです。

2021年度の教科書改訂のタイミングで中学校の英語教育は大ダメージを受け、とても多くの落ちこぼれを生みだしてきました。

小学校で英語が教科化されましたが、多くの小学校では「英語で遊ぼう」という範囲から出ておらず、本格的に文法や英単語を学んでいるとはいえません。

しかし教科化されたことで、その内容は中学では「知っているもの」として扱われます。

例として今年度から町田市で新たに採用された「NEW CROWN」の中1のLesson1を見てみます。

ここで学ぶのはbe動詞と一般動詞(肯定文/否定文/疑問文)や疑問詞whatを用いた疑問文です。さらに本文には名詞の複数形や、頻度を表す副詞のsometimesやoftenも含まれています。

相当な理解力や継続的な学習習慣がない限り、小学校から学校の授業だけで英語をやろうとすると、普通の子は中学に進学した時点で詰みます。

英語は積み重ねの教科であり、4月でこけると、その後自然とついていけるようになることはありません。

ただ、これはそもそも提示されているカリキュラムに問題があるのであって、学校の先生が悪いわけではありません。

なんとかできることはないかと努力されている現場の先生方には頭の下がる思いですが、今のカリキュラムが改善されない限り、学校の授業で英語の学習を進めていくのは危険と言わざるを得ません。

パターン化による問題

次に都立入試の英語についてです。

英文法に特化した出題がなく、最初のリスニングと大問2の英作文を除けば、全て読解問題です。

出題パターンが固定されており、英語が苦手な人でも、英単語となんとなくわかる程度の英文法の知識があれば、テクニックだけでそこそこの点数がとれてしまいます。

「英検はその級に見合った実力がなくても、対策をしっかりすれば合格点をとることが可能」という感覚に近いです、

また、2022年度からESAT-Jというスピーキングテストが実施されるようになりました。

都立入試の判定材料にもなりますが、採点が甘めで高得点を取りやすく、時期的に期末テストの対策に力を入れる方が明らかに有意義なため、日々の英語学習のオマケという感じです。

ここまで学校の英語と都立入試の英語を比べてきましたが、結論としては、英語は早々に塾等の外部機関を頼るべきだと思います。

すでに大学入試まで考えている場合は、テクニックを重視するよりは地力をしっかり鍛えてくれる塾を選ぶとよいでしょう。

ただ、もしどちらのタイプか質問しても、テクニック重視で目先の高校入試さえ乗り越えればOKと答える塾なんてないので、実際はギャンブルです。

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