合格最低点を目指すな

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その年なら合格だっただけ

夏休みも終わり、受験への意識がより強まってくる頃です。

この時期から志望校の過去問に取り組みだす人も増えてくるでしょう。

入試過去問の冊子には多くの場合、過去の入試のデータが載っており、合格最低点の項目があります。

合格者の中で一番低かった点数なので、ギリギリ合格したラインと言いかえることができます。

このことから、「合格最低点をとれるようにすればOK」と解釈する人が多くいます。

確かに間違ってはいませんが、過去問演習で合格最低点をとるというのは、その年の入試であればギリギリ合格だったというだけで、入試本番でも合格点がとれることに直結しません。

また、自宅や塾で実力試しとして解く過去問と、合否のかかった緊張感のある雰囲気で解く本番の問題では出せるパフォーマンスに違いが生じる方も多いでしょう。

したがって、過去問演習段階で合格最低点をクリアすることを目標にしていると、本番で思わぬミスにより不合格になってしまうことがあります。

出願の判断基準

ここまでのことから、過去問演習段階では合格最低点+α(この値は人や状況によって異なります)を目指すべきでしょう。

入試当日の何かしらのトラブルを想定して、少し余裕を持った点数をとれるように練習時点から意識しておきましょう。

どこまでいっても過去問演習の得点は目安でしかなく、その結果を過信してはいけません。

合格最低点は出願の判断の基準くらいに考えておき、各教科で何点とりにいくかなどの現実的な計画を立て、その計画通りの点数がとれるようになるまで実力をつけていくのみです。

また、これは塾講師によって考え方が異なる部分ですが、練習で一度も合格最低点を超えたことがないのであれば、受験校は再考すべきだと思います。

過去問演習の時点で合格最低点を超えることは本番の合格を保証しませんが、合格最低点に一度も届かないことは本番の不合格を示しているといってよいでしょう。

合格最低点はあくまで出願の判断基準とするのがよいでしょう。

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