出題頻度順問題集について思うこと

出題頻度順問題集について思うこと

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書店の参考書のコーナーに行くと、よく出題頻度順に掲載されている問題集を見かけます。

過去の出題データから出題実績のある順に掲載されているものです。

これは入試だけでなく、検定試験などでも見られるものですので、一般的に出る順は有用であると認識されているものかと思います。

完全に個人的な意見ですが、どうもこの掲載方法が私には合いません。

どうせ全部やる

出題範囲の中でやらなくてよいものというのは本来ないはずです。

どういう順番でやるにせよ、出題範囲は全て学習する必要があります。

出題頻度順になっていることで、前後の単元とのつながりが見えにくくなってしまうことがあり、体系的に学習していくには本来学ぶべき順番で覚えるのが結局一番効率がよいと考えています。

段々出ない順になっていく

出題頻度順問題集の最大のデメリットと思われるのは、先に進めるにつれ、段々出ない順になっていくことです。

最後の方はほとんど出ないとわかっていて勉強を進めていくのはかなり精神が削られます。

出題頻度が低いものは難度が高い傾向にあり、ほとんど出ないのに難しいゾーンを攻略するのは相当な苦痛を伴います。

しかし、0ではないので、やらなくていいということにはなりません。

直前対策には有効

色々言いましたが、一通り勉強した後の最後の確認という用途であれば出題頻度順も有効だと思います。

1から全部をやり直す時間はないという状況であれば、よく出る問題を直前に解くのは一定の効果が見込めます。

まさに今の入試の時期には最後の確認として適切かもしれません。

どんなテキストや問題集でも漠然と進めるのではなく、どうやるのが効果的かを意識することで、成果は変わってくるでしょう。

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