本当に考えている?
演習問題を解いている時に悩んで手が止まってしまうことがあります。
一般にそれは考えている時間にあたりますが、もしかしたら、それは考えているつもりになっているだけかもしれません。
これは無意識にやってしまっていることも多いです。
今回は考えているつもりになっていると思われる場面を2つ紹介いたします。
知識は足りているか
1つ目は知らないことに対してずっと悩んでしまう時です。
数学でいえば、公式も覚えていないで、問題が解けず手が止まっている状態です。
そもそもベースとなる解き方がわかっていないので、答えられるはずがありませんが、そこでたくさん時間を使い、固まってしまっていませんか?
材料がなければ料理ができないように、最低限の知識がなければ問題は解けません。
どう解けばよいか見当もつかなければその場は潔く諦め、不足している知識の確認を優先しましょう。
思考は止まっていないか
2つ目は1,2分考えても、次の手が浮かんでこない時です。
英語でいえば、長文問題の選択肢を絞るための根拠を本文中から見つけきれない状態です。
○○のやり方ならできるかも、××も試してみようといったように、二の手、三の手を出せるうちはまだ時間をかける意味がありますが、1,2分考えても全然進展がなければそこで打ち止めです。
進展がない状態が続くと、頭の中で「どうしよう」やら「わからない」やら、考えているようで全然考えていない時間が増えていくだけです。
まずは覚える
これらに対して、暗記に頼らずに時間をかけてじっくり考えることも重要だという意見もありますが、一通りの暗記を終えていれば、それでもよいかもしれません。
少なくとも高校生までは、知らないことについては、「まずは覚える」が先決であり、「じっくり考える」はその後で十分です。
ピースの足りないジグソーパズルでずっと悩み続けることがないように気をつけましょう。
個別学習塾FOCUS01(フォーカスワン)は町田市鶴川にある、点数アップに強い学習塾です。
真光寺中・鶴川中・鶴川二中・金井中をはじめとした中学生と鶴川近辺にお住いの高校生の指導を行っており、「1教科突破型学習」による学力アップを実現します。定期テストの点数アップに向けた指導はもちろん、高校入試と大学入試の対策も行っています。苦手科目を克服したい、得意科目を伸ばしたいといった方や、部活や習い事も頑張りながら効率よく勉強をやっていきたいという方は大歓迎です!志望校合格へ向けて一緒に頑張っていきましょう!