普通＝興味ない
1学期の定期テストが全生徒終了しました。
今回は現時点で＋50点をはじめ、大幅な点数アップが多く見られています。
今回の定期テストで特に印象的だったのが、結果が出る前にテストの感想を聞いてみると、「最後の応用問題がわからなかったが、計算問題は全部解けた」、「ワークに出ていた問題は全て解けたはず」、「できたはずの問題で1つミスしていて悔しい」といったように、真剣に勉強したからこそ出てくる感想を多く耳にしたことです。
もしここで、「普通」や「特にない」といった感想が返ってくると、自身の説得力不足を反省せざるを得ません。
真剣にテスト勉強に取り組んだ結果として、何も思うことがないはずがないからです。
講師の影響力次第
結局のところ、点数アップに最も必要なものは、テスト前の特訓授業でも、出題頻度の高い問題を集めた問題集でもなく、講師の生徒への影響力だと考えています。
「テストが近づいてきたので、そろそろテストに向けた準備をしましょう」という言葉だけでいわゆるテストモードに切り替えられるようになるのが理想です。
現実はそうはいかないので、テスト前の授業をテスト範囲の内容にし、必要に応じて課題を出しつつ、テストに向けた気持ち作りを行っていきます。
とりあえずは講師のはたらきかけでテストモードになれば大丈夫ですが、ここでの気持ちづくりがうまくいかないと、全く熱が入らない、雑なテスト勉強になってしまいます。
やってはいる程度の熱量では、勉強にも身が入らず、結果として「普通」といった感想につながってしまいます。
時折、あの子は勉強を全然しなかったから点数が低いのは当然だというという講師も見かけますが、その気にさせられなかった方にもそれなりの責任はあると思います。
生徒にテストの感想は普通と言わせてしまった時点で反省です。
勉強への取り組み方については日々アンテナを張るようにしていますが、改めて気を付けないといけないと感じた、そんな1学期の定期テストでした。
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