個人的な満点との差
学年末テストが続々と返却されています。
実際に答案を返却される前に手ごたえから自身の点数を予想できましたか？
返ってくるまでわからないと考えていたらもったいないです。
入試に関係する教科は、事前に点数予想を立てておくと良いでしょう。
予想した点数と実際の得点の差が少ないほど、普段から解答への正確さを意識して勉強できているといえます。
テストは原則100点が満点ですが、実力的に解けない問題は不正解が前提になるため、それを取り除いたものが個人的な満点となります。
言いかえれば、ミスが一つもなければ理論上とれる点数です。
もちろん、選択問題で適当に選んだものが正解している場合もありますが、それは心の中でマイナスにしておきましょう。
逆に、適当に選んで正解したものを、○がついているからちゃんと理解できていると勘違いしてしまう方が怖いです。
適当に書かずに空欄で提出しなさいとは言わないので、せめて問題用紙にわからずに適当に答えたことが分かる印を残し、正誤にかかわらず復習できるようにしておくとよいでしょう。
想像と現実の差を可視化
予想の点数と実際の点数が10点以上離れていた場合は要注意です。
言葉は悪いですが、わかった気になっているだけかもしれません。
端的に言えば練習不足であり、自信を持って答えられるという段階に至っていません。
個人的には中学生に一番多いイメージですが、解説を聞いて、「あー、なるほどね」と納得して、次はもう解けると思い込んで実際に解きなおさない子がいますが、これは危険です。
私も気を付けなければいけないことですが、学習において、頭の中の自分と実際の自分を比べて、実際の自分の方が優秀だったなんてことはほとんどありません。
多くの人が脳内の自分を美化します。
そして、できるだろうと思っていたことができずに失敗します。
点数を予想することは、これを可視化するための手段です。
想像と現実の差を認識することで、次はどうすれば解けるはずの問題をとりきれるかを分析し、ケアレスミスという言葉に逃げなくなれば、大きな成長ができるでしょう。
個別学習塾FOCUS01(フォーカスワン)は町田市鶴川にある、点数アップに強い学習塾です。
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